生分解性材料を主とした覆土代替システム(即日・中間覆土)
本システムは、廃棄物埋立後の飛散防止を目的とし、廃棄物安定化を損なうことのない生分解性を主とした材料を用いた即日・中間覆土代替キャッピングシステムです。
 
特  徴
材料の厚みが薄いので廃棄物の埋立容量が増加します。
廃棄物の飛散防止に優れています。
土質材料と同等程度の透水性で、その透水性能のバラツキは少なく、かつ分解・崩壊が均一に進むため廃棄物の早期安定化に優れています。
昭和48年環告13号、昭和46年総理府令35号に記載されている有害物質溶出基準に合格した環境に優しい材料です。
施工性に優れているため、工期の短縮が図れます。
 
覆土構造の比較
従って、埋立廃棄物の容量を20〜30%増やすことができ、延命化が図れます。
 
キャッピング施工法
1.即日覆土工法
 (概略100m2/日、1週間程度で次の廃棄物が搬入される。)
  (1)液状タイプ
    でん粉系または古紙を主成分とした材料を廃棄物上に散布し、固着させます。
  
【手動散布】 【機械散布】
  (2)基布タイプ
    天然繊維不織布を、廃棄物上に敷設して、土のう等で押さえます。
   
【コットンリンター不織布】  【ヤシ繊維不織布】
2.中間覆土工法
 (概略1000m 2、1ケ月〜6ケ月程度で次の廃棄物が搬入される。)
  暴露期間に応じて、基布タイプを単独で用いたり、液状タイプと組み合わせて用います。
【基布単独タイプ】 【基布+液状タイプ】
 
キャッピング代替材料
即日覆土代替材料
(1)液状タイプ
商品名 バイオアナリー コンカバー
写  真
材  料 でん粉系 古紙+無機バインダー
効果の目安期間 1週間程度 1ケ月程度

(2)基布タイプ
商 品 名 デイリーキャップA レセプタールーフA
写  真
材  料 コットンリンター ヤシ繊維
効果の目安期間 1ケ月程度 1ケ月程度

【分解状況】



 
 
中間覆土代替材料
(1)複合タイプ
商 品 名 デイリーキャップB
バイオアナリー
レセプタールーフB
バイオアナリー
写  真
材  質 ヤシ繊維・コットンリンター+でん粉系 ヤシ繊維+でん粉系
効果の目安期間 6ケ月程度 6ケ月程度
※使用条件によっては、基布タイプのみで使用する場合があります。
※効果の目安とはCP会の実証試験結果に基づいた廃棄物の飛散防止効果を維持する期間。
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